プロパティデータバンク、フューチャースタンダードと業務提携締結~AI基盤の著作権取得で新規ビジネスに加速~
プロパティデータバンク株式会社(代表取締役社長:武野 貞久、本社:東京都港区、以下、当社)は、株式会社フューチャースタンダード(代表取締役:鳥海 哲史、小川 雄毅、本社:東京都台東区、以下、FS社)とのAI分野における業務提携について合意したことをお知らせいたします。
業務提携の内容
1. AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)*」著作権の取得
FS社の持つAIプラットフォーム「SCORER」の著作権を当社が取得いたします。
2.生成AI技術を用いた新規サービスの開発
「SCORER」の多様なAIを運用する機能を活用し、主に生成AI技術を当社各プロダクトに機能追加していきます。
①AI OCR**の@propertyへの機能付加
AI OCRによるPOSレジのデータ読み取り機能を@propertyの商業施設オプションに追加し、これまで手作業で行ってきた、POSレジのデータ分析をスムーズに行うことが可能になります。
②@propertyに蓄積されたデータの活用
@propertyに蓄積された不動産データに加え、AI OCRで読み取った各種不動産データを加えることにより、データベースの拡充を行います。今後の展開として、例えば、建物のリノベーションの実行の判断を、各種データベースやAIを活用しながら行う事を考えております。
③当社のオンラインストレージサービス@knowledgeとのコラボレーション
FS社の保有する会議支援ソリューション「MeeNavi***」と@knowledgeを組み合わせることで、音声の保存だけでなく、会議に必要な書類も添付できる新しい機能の開発を目指します。これにより、より効率的な会議の運営が実現します。
今後の展開
本業務提携が業績に与える影響につきましては軽微です。今後、公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。
*「SCORER」
「SCORER」は、FS社が開発運用している様々なAIを容易にお客様のニーズに合わせることが出来るAIプラットフォームです。現在FS社は「交通量観測装置」、「SCORER Traffic Counter Edge」などの映像解析分野でプロダクトを展開しております。直近は同プラットフォームを活用した生成AI分野へも展開しているので、当社はその点にも注目し、著作権を取得いたしました。なお、「SCORER」は引き続きFS社が運用・サービス提供を行います。
〈交通関連プロダクト〉
国土交通省向けに画像認識型交通量観測装置や道路事象検知などの交通状況を既存カメラ映像で判定する機器を提供中。また、民間企業や地方自治体向けに簡易版となるSCORER Traffic Counterを提供中。
〈SCORERプラットフォーム〉
様々なAIをエッジ・クラウドの両方で運用可能なAIプラットフォーム。昨今は生成AIを稼働させ、複数のプロダクトを運用中。
**AI OCR
AI OCRとは、従来のOCR技術に加えAIの技術を活用して、機械学習により紙文書に書かれた手書き文字や、活字の認識率を高めた文字認識技術の事。
***MeeNavi(ミーナビ)
〈主な機能〉
・議事録の文字起こしと録音
・話題分離
・AIを活用した会議の要約
・会議内のトピックスをマインドマップに生成
・会議内容の質疑応答
・決定事項/ToDoのリスト化
・共有QRコードの発行
・発言比率の可視化/数値化
・API連携機能
・会議健全度評価
・会議資料の読込/要約への反映
【株式会社フューチャースタンダード 会社概要】 https://www.futurestandard.co.jp/
■ 代表者: 代表取締役 鳥海 哲史、小川 雄毅
■ 設 立: 2014年3月4日
■ 所在地: 東京都台東区台東4丁目8-7 仲御徒町フロントビル2階
■ 資本金: 30,000千円
■ 事業内容:
・カメラからデータ取得まであらゆる画像処理を用いたトータルサービスを提供するプラットフォーム事業
・スマホから操作可能なスマートカメラを用いた各種ソリューション開発